Q&A レチノイド反応について

相模大野 エンビロン スキンケアサロン レンカ。ビタミンAで自己再生。 アンチエイジングから若返りまで整形いらずの若見え顔つくりをサポートしている高村です。

先ほど、エンビロンをお使いになっているという神戸在住の50代の方から、お肌の反応についてのご質問をお電話でいただきました。

 

ご相談内容は

5月に入って、シークエンスの2番から3番へステップアップしてから、赤みなどのA反応と思われるような症状と共に顔が日焼けしたみたいに黒っぽい感じがして、このまま使い続けても大丈夫なのか心配。

かかりつけの美容クリニックさんの看護師さんや、地元のサロンへ問い合わせたけれど疑問や不安が払拭されず、ネットでわたしのブログの記事を読んで藁にもすがる思いでご連絡をくださいました。

「エンビロンを使っている人はみんな透明感があって、つるつるで艶があるのに、自分は黒くなったから心配」だとおっしゃっていました。

それは不安だったかと思いますが、結論から言ってしまうと、これはまさしくレチノイド反応ですので心配はいらないと思います

 

A反応は千差万別

反応のでかたは、もともとの肌の色や肌質や体質などによって本当に千差万別です。

赤みは一切ない状態で粉が吹いたようにカワがめくれるパターンもあれば

見た目には変化はなくでむしろ絶好調に見えてトーナーが異常に染みるパターンから

赤い蕁麻疹のような膨疹と皮むけが一緒になって痛みも痒みのあるパターン

日焼けして強い炎症が出た次の日のような赤み?というかくすみというかそんなパターンまで様々あります。

そして一言で赤みと言ってもピンク系の色白タイプの方の薄っすらした赤みは、文字通りそのまま赤みとして見て取れますが

オークル系で少し暗めの肌色の方の赤みは黒っぽく、まさに日焼けした後のように見えたりします。

わたしも今首に濃度が高いビタミンAを塗布しているのですが、3日目くらいからレチノイド反応で赤みと痒みがでましたが、

遠目で見ると反応が出た部分だけ黒ずんで見えます。これは元のわたしの肌の色が暗めなのが原因していると思います。

 

早くステップアップして濃度を高めれば高めるほどキレイになるというのは本当ですか?

シークエンスの2番は何本目ですか? ステップアップをした理由をおしえてください。という質問をさせていただきました。

すると「2番は2本使ってステップアップしました。ステップアップをした理由は、早くステップアップすればするほどキレイになると思ったからです。」とお答えになりました。

結構ここで誤解されている方がいらっしゃるようなのですが、いつもわたしからお客さまにお伝えさせていただいているのは、濃度が高いほど(番号が上なほど)キレイになるというのは間違いです。

あくまでもわたしの経験からの見解は、現在のお肌が必要としている濃度(番号)をお肌に届けるというのが正解だと思っています。

加齢によって眠ってしまった機能を呼び覚ますことでターンオーバーを早めてあげて、余分な角質を排泄する力やコラーゲンを作り出す力を底上げするなど、健康な肌の営みをサポートするエネルギーとなるビタミンA。このビタミンAはひとりひとりお肌にあるビタミンAを受け入れるスペースが異なります。

またビタミンAをお肌に取り入れるのをサポートする酵素の量もひとりひとり違います。

また、使い続けていくうちにお肌がビタミンAを受容する量が増えていくスピードも(慣れてしまう方がいる)違いますし、その時のお肌に合わせていかなくてはいけないんです。それがステップアップをするという本当の意味合いだと私は理解しています。

長年使っているキレイな肌の方がたまたま番号が上だということはありえますが、番号が上だからきれいになったのではありません。あくまでも継続いしていく過程で、番号が必然的に上がっていったということです。

6年間ずっと2番でつるピカの方もいらっしゃいます

逆に…お肌の酵素の量などが関係しているのかどうか、ビタミンAを受容する量がずっと変わらない方もいらっしゃって、同じ濃度を何年も使っているのにすごく順調に活性し続けている方もいらっしゃいます。

その方は6年間すっと2番の濃度でつるとピカッとして変わらず若々しい肌で、シミも薄くなりシワもできないし年々透明感が増していっています。

かと思うと、前は4番をお使いだったのに、加齢とともに年々ビタミンAの需要量が減っていって、現在は2番で一番お肌の機能が活性しているという方もいらっしゃいます。

だからビタミンAをお肌の機能を活性化するためのガソリンに例えでいうと、多すぎてもあふれて漏れてしまうし(反応が出過ぎてしまう、炎症が起こる)、少なすぎても走れない(肌が活性しない)という感じで個人差があること、

そしてガソリンを受け入れる器も変化するし、その変化のスピードにも個人差があるので、

結論として今必要としている濃度を見極めるて合わせていくというのが、長く使い続けても効果を実感できるになってくるかと思います。