若さをたもつもう一つの秘密
HRTとはどんなものなのか?を
ご紹介しますね。
女性は45歳くらいから
女性ホルモンの分泌量が減ってしまいますが
HRTとは、この女性ホルモンを少しだけ
補充する治療のことです。
私がこの治療を受けたケッカケは
50歳くらいから眠りが浅くなったことや
なんとなく関節がこわばっているような感じで
布団から起きるのが辛くなったことや
寝汗をかくようになって心配になったことなど
いわゆる更年期の症状が出てきたのが
キッカケです。
近くの婦人科に相談に行きましたが
病院側と更年期に対する意識のズレを感じたり
納得するようなよい治療をしてもらえなくて…
悶々としながら自分でネットで調べていたら
女性の健康とメノポーズ協会の存在を知り
学会の神奈川支部のHRTを考える会に参加し
江の島のこうレディースクリニックの院長と出会い
HRTの大きな可能性を感じました。
平均寿命87.26歳の時代だというのに
閉経してから40年近くもの間
女性ホルモンなしで女性として
生きなければならないなんてウソでしょ?
HRTはそんな現代女性を救う
素晴らしい可能性を秘めた治療だと思いました
いつまても健康で美しく生きていきたい…
「これやってみよう♪」ってすぐに思いました。
そして治療のメリットとリスクを理解した上で
2017年6月 治療をスタートしました。
HRTの治療を始める前には
血液検査で女性ホルモン値を測定して
下の数値が1つの目安となっています。
エストロゲン=50pg/ml以下であること(エストラジオール)
卵胞刺激ホルモン=40mlU/ml以上であること(FSH)
これが人生で初めて
自分の女性ホルモン値を測定した時の
私自身の検査結果です。
この検査結果で分かることは
わたしはエストロゲンが
ほぼ分泌していないという事(笑)
女性って50歳代になると、
早い人では45歳くらいでも
その辺のおやじよりも女性ホルモンの分泌が
少なくなってしまうのですよ(笑)
知らない人多すぎ。
この日からエストラーナテープをお腹に貼って
女性ホルモンを補充し始めました。
エストラーナテープとは
女性ホルモンとして働く
卵胞ホルモン(エストラジオール)を
補うための貼り薬です。
皮膚に貼ることで少しずつ吸収されます。
下腹部や腰からおしりにかけての部分に貼付し
一度貼ったら2日間は貼ったまま
つまり決められた期間中は2日おきの
貼り替えとなります。
そしてこれがちょうど一週間張り続けた後の
検査結果の数値です。
ほぼ測定不可能だったエストロゲンが
47.850pg/mlになっています。
関節のこわばりなどの他の更年期症状は
わたしの場合はすぐになくなっていました。
久しぶりに朝まで目が覚めずに
ぐっすり眠れたのを覚えています。
そして二カ月後はさらに数値が安定して
更年期症状はほぼなくなりました。
そして膣に潤いがもどったり
目の乾燥や口腔内の唾液も増えたり
お肌もしっとりしたり
関節のこわばりも少し楽になり
全体的に体の潤いが増えたという印象を感じました♪
恐るべし女性ホルモンの影響力。
女性は女性ホルモンによって潤い、
健康を維持しているという事を実感。