第三の選択肢を、私は選ぶ。

 

先日、お客さんとこんな話をしました。

これだけ美容医療が一般化すると、

ほうれい線も、たるみも、シワも
ちゃちゃっと治してもらえる。

みんな韓国みたいに、どんどんお直しするようになるのかな?

そんな話をしていたら、

「きっと、お直しを徹底的にする人と、
まったく何もしないでナチュラルに年を重ねる人と、
二極化するでしょうね」

という結論になりました。

その日はそれで話が終わったのですが、

家に帰ってきてから、

「……いや、待てよ」

と思った。

私は、まったく何もしないで
完全にナチュラルに歳を重ねたいわけじゃない。

去年より口角が下がっている気がする。

そう感じたら、やっぱり少しは何とかしたい。

シミも、たるみも、
この先できるだけ加速させたくない。

完全放置で「歳だから仕方ない」と抗わないのも、なんだか違う。

でも、若返りたいわけでもない。

62歳なのだから、
シミもシワもたるみも、多少あって当然。

むしろ、何もない方がちょっと怖い(笑)。

私が欲しいのは、

シワひとつない顔でも、
20年前の顔でもなくて、

肌につやがあって、
ほどよくハリがあって、
なんとなく元気そうで、
「おつかれ感」を感じさせない顔。

そして何より、

誰かに若く見られたいからでもなく、

誰かに褒められたいからでもなく、

朝、鏡を見たときに

「今日の私も、結構イケてるじゃん」

って、自分の気分がちょっと上がる。

私は、あの感覚をこれからも大切にしたい。

だから私は、きっと一生お手入れを続けるんだと思う。

というか、

長年お手入れをしてきて、
私はもう「お手入れは裏切らない」と確信している。

もちろん、歳を重ねれば変化はする。

シミもできる。
シワも増える。
たるみも出てくる。

それでいい。

美容医療を選ぶ人。

何もしないで、自然に歳を重ねることを選ぶ人。

そして、

年齢とともに変化する自分を受け入れながら、
その自分を大切にメンテナンスし続ける人。

私は、第三の選択肢を選ぶ。

若返るためではなく、

これからの自分を、ちゃんと大切にするために。

そんなことを思った、
62歳、今日この頃の私でした。