老け顔と骨密度の関係
お顔のたるみやシワの原因って色々あります。
コラーゲンが減少することで起こる肌のたるみや、表情筋の衰え、もう一つが骨密度の低下による皮膚のたるみです。
閉経により女性ホルモンの分泌がなくなると骨密度が低下するすることはご存じだと思うのですが、美容にもすごい影響があるんです。
骨量は、体だけでなく、顔面も同じように減るからです。顔や頭の皮膚に対して中身の顔面の骨量が低下して体積が減るので、皮膚が余った分だけ皮膚が余ってたるむんです。
アメリカの研究では、腰の骨よりも顔面骨の方が10%も減少する割合が高いことが分かっています。
しかも腰椎の骨密度は61歳から認められるのに対して、顔面の骨密度は41~60歳の中年層からもうすでに減少が始まっているということです。
こっ怖い…。
骨密度とか、骨粗しょう症って高齢者のことだとばかりと思っていたらそうではないのです。40代からすでに始まっているんです。
とくに頬や口元がたるみのは、上あごの骨と下あごの骨の密度が減るのが早いからだといわれています。
なるべく早い段階で、女性ホルモンの補充とカルシウムの摂取を心掛けたいです。あとは骨量を増やすためのは、骨に適度な刺激を与える運動、よく笑って表情筋を動かす、ビタミンDを摂取するなどなど…
大正や明治の女性の平均寿命は46歳、昭和の戦後に入ってやっと50年になったそうです。昔の女性は閉経も、更年期障害も、骨粗しょう症も、経験することなしに亡くなっていたんです。
それが現代のわたし達の平均寿命は86歳以上。女性ホルモンの守りがなくなってからも30年以上生きなくてはいけないのですね。人それぞれいろんな考え方がありますが、わたしは死ぬまで健康で女性らしさを失わずチャーミングなおばあちゃんでいたいです。
基本的な食生活大事です。更年期に入ってからの無理なダイエットは老けの元です。
そんなわけで、骨の密度も失わないように頑張っていきましょう。