運気が低迷している時期… 空亡、天中殺、殺界

なんか縁起が悪そうなタイトルですよね(笑)

「空亡(くうぼう)」とは、四柱推命で使われる言葉です。算命学では「天中殺」、六星占術では「大殺界」といわれていて、何をやっても苦労する時期、運気が低迷している時期といわれています。

 

長年たくさんのお客さまとお話しするのですが、長いお付き合いになればなるほど、会話の感じから〇〇さんらしくないなぁとふと感じることがあるのですが、そんなことが一年も続くと、さすがに心配になってきます。

しばらくするとそのお客さまの方から

「実はきのう占いに行って来たの。そしたら空亡(くうぼう)といわれた。会社での人間関係も、仕事も、何をやっても裏目に出るし、モチベは下がるしで、毎日がしんどかったけど、この時期は運勢的にどうにもならない時期らしいから抵抗するのをやめた方がいいらしいの。でもあと1年は続くんだって。まいったなぁ」というおはなし…。

毎年平均して3名くらいのお客さんが、こんな感じの占いのお話をしてくださるので。占いなんて所詮占いでしょう?と思いながらも少しだけ興味を持ち始めた5年前。

 

そんな中、わたしも実はここ数年、日々の小さな波ではなくて、何か得体のしれない自分ではコントロールできない大きな力にねじ伏せられて身動きできない感じがあって、何をやってもうまくいかない状態。

数年前までは直感に従ってサクサク行動を起こすとスムーズに結果が出て、まさに波に乗ってる気持ちの良さを感じている状態だったのに、どうしたのわたし??? 何をやってもうまくいかないし、もがき続けて深みにはまっている気さえしたので、四柱推命めっちゃ気になってしまいました。

それでちょっとネットで四柱推命の命式の読み方を勉強してみたり、運勢の流れを読んでみたら、これがなんと見事に空亡(くうぼう)だったのです(笑)

過去にさかのぼって答え合わせをしてみたら、これも確かにひとまわり前のもがいていた時期がまさに空亡…。占いってすごいねとコロっと寝返ってしまいました(笑)

 

空亡の時期は本当に仕方がない… 運気が低迷している時に、無理に頑張っても疲れてしまうし、パフォーマンスがあがらないし。

あせって強引に動いても結局失敗に終わるだけでなく損失が大きい。商売をしているとそれがもろに出てきます。

空亡の時は次に巡ってくる大きい波に乗るための準備期間のようなもので、慌てて無理に動かないで、静かに時が過ぎるのを待つ時間にした方がよいと、やっとこの歳になって学びました。

運気が低迷しているときは、自己肯定感も下がります。うまくいかない自分に苛立ったり、焦ったり、もがいたり、そしてモヤモヤしてまた自分を責める。

みんなが同じように波があって、バイオリズム的な? 必ずいい時期と悪い時期がある。なんか知らないけど目に見えない運命とか運勢みたいなものはあるみたいね。だからうまくいかないのは自分のせいじゃない自分を責めなくていいと自分に言い聞かせてみる。

うまくいかない時ほど、自愛して、労って、次の活躍をイメージしながらエネルギーを蓄えておこう。