40代のモヤモヤ

スイスの精神科医で心理療法家であった

カール・グスタフ・ユングは

中年期において人は大切な人生の転換期を

経験すると考えました。

 

子供から大人になる時思春期があるように

中年期の大人にも深刻で大きな

変容が起こるといっています。

 

たとえば今まで価値があったものに対して

価値を見いだせなくなるような

これまでの価値観や経験が

土台から揺らぐような感覚を

味わう時がやってくるんです。

 

もちろん男性にも起こりますが、

女性は更年期に起こるカラダの変化や

加齢による見た目の変化への恐れ

女性の生き方の多様化により

問題は複雑になります。

 

仕事を持つのか持たないのか?

結婚するのかしないのか? 子供は?

 

働いていても専業主婦であっても

バツイチでも、どんな立場であっても

自分の意志で積み重ねてきたはずの選択が

間違っていたのでは?と

 

今まで生きて来なかった

もう一人の自分の部分を生き直すかのように

人生の前半では価値を感じてなかったこと

向き合わなかった部分に

向き合うことになるような時がやってくるんです。

 

身体の不調として現れる人もいます。

 

そして、これに直面しないでいる限り

その問題なり症状なりに

悩まされ続けることになります

 

でも勇気を持って立ち向かい

これを乗り越えると

それは新しい可能性や

創造性への飛躍につながるといわれています。

 

選ばなかった人生を悔やむのではなく、

とことん自分と向き合い

自分らしい折り合いをつけることが

大切な時期となります。

 

40代のモヤモヤは

自己実現のための病で

人の成長に意義深い停滞期というわけなのです。

 

わたしも40歳の時、

出産のリミットをまえに

大きな選択に迫られたり、

これまで大切にしていた価値観が

土台から崩れるような経験(離婚)

子どもの頃のトラウマと

対峙しなければならない出来事など、

根本から自分の生き方を問われるような

体験をしました。

 

その長いトンネルのような停滞期は

とても孤独でしたが、

かけがえのない自分の人生に向き合い、

心の問題にも逃げずに

向き合い続けてこれたのは

心の中をなんでも話せる

セラピストさん、カウンセラーさんとの

出会いがあったからこそ。

 

じっくり自分に向き合って

しっかり折り合いつけて

人生の後半を自分らしく輝きたいですね